
ポイント
- 初のGIF作品
- 光り輝く東京タワー
- DJ猫永
この作品は2/28(火)RED° TOKYO TOWERで開催される”TOMO NIGHT” の応募のために作った作品です。
1月にデジタルサイネージ展示をしたとき「やっぱり動いたほうが映える!!」という気持ちもわきました。
東京タワーを描きたい


夜のイベントだったら、やっぱり黒背景にネオンカラーがいいな~と思いました。
最初は猫耳ヘッドホン女子で背景にパカパカネオンがつく作品を作ってたのですが、やっぱり会場が東京タワーなら東京タワーを入れたい。

(猫耳ヘッドホン女子も髪の毛を描くのが大変なのと、背景のバランスがうまく取れるか心配で一旦置きました)
ビル群や背景の色合いは、水曜日のカンパネラ「赤ずきん」のアニメパートのツイートをちょうど見て、こういうのがサイバー感ある夜景なのかと参考にさせていただきました。
夜のビルの窓のいえばイエローという概念だったのですが、近未来の夜景を考えたらブルーでもパープルでもいいのか~とまた一つ発想が豊かになりました。
GIF作品の難しさ
GIFって画像が荒れるんだというのを気づきませんでした。いや、きれいにできる方法もあるかもしれないけど、今回はよくわかりませんでした。

なので最初はグラデーションにしてた色塗りをベタ塗りに変えました。
グラデーション使わないと一気にのっぺりしちゃうので、ちょっと影を入れて、耳の形をもっとシュッとさせて・・・なんてやってると時間が溶けて大変でした。
でも全体的にスッキリしたのでこれもいいな~と発見でした。

DJ猫永の誕生
この猫は最終的にDJ猫永と名付けました。
クラブといえばDJ。DJに無知な自分、暗いお店でターンテーブルを回すDJがいるのが定番なのだろうと今回描き始めました。
しかしDJとターンテーブルってなんなんだろ。
全然わかんないなと思いながら画像検索して、キュッキュやる機械はこういう形なのね・・・とふむふむ調べてる間に思い出しました、私の知ってる唯一のDJ。
Creepy NutsのDJ松永。
私とDJ松永の出会いはEテレの沼ハマという番組でした。
「なんで毎回この一般人みたいな人が出てるんだろう」と思っていたところ、ある日、R指定さんが出て、ああ~!なんか音楽グループなのね!!と合点がいきました。
そしてYouTubeを見てCreepy Nutsへの理解を深めました。
(一番好きなのは「助演男優賞」です)
そのあと偶然、DJ松永さんのエッセイを「文學界」という雑誌で読んだら、感動してしまって。
高校生のとき、ご出身の新潟でターンテーブルを買って自室に置いた話だったのですが、それを読んだときにすごい人だなと思って。
そのあとに沼ハマのCreepy Nuts沼の回を見て、DJ松永はすごくストイックな人なんだ、と衝撃を受けました。
私自身は2022年の夏頃にずっとCreepy Nutsかクリープハイプを聞いていて、彼らの歌から溢れ出るどうしようもないイライラを受けながら私もずっとイラストを描いて、周りを気にしながらもどうしようもなく自分を表現することを考えていました。
Creepy Nutsを知らなかったら、今回の作品はもう少し違う作品になっていたでしょう。
代表曲の「のびしろ」も東京タワーのワードが入っているので、いい感じに着地したな~と思っています。
今後スカイツリーも描きたいですね。
長くなりましたが
この作品はイベント応募作品で、採用されれば購入していただけるそうです。
なので購入されなかった場合、2月末に通常のList予定です。
なんと!採用していただき、25作品購入の枠に入りました\(^o^)/
東京タワーでデビューします。
デビュー風景
当日は行けなかったのですが、Twitterで「#TomoNight」と入れると検索できました。
当日は虹のように輝く東京タワー、イベントは大成功だったようです。
写真を撮ってくださったみなさん、ありがとうございましたm(_ _)m