かざりたくなるアート展は東京の駒込駅から3分のくまベル画廊で開催されます。
複数のNFTアーティストによる、ミニキャンバスアートの展示会です。
展示作品の販売もあります。

・展示作品:MikawaCats #92含む4作品
・会期:2023年3月30日(木)〜4月2日(日) 11:00-17:00(最終日は16:00まで)
・場所:くまベル画廊(駒込駅3分)
・展示会詳細:かざりたくなるアート展 (Instagram)
参加表明したあとに悩む
この展示会の募集を見て「うわ~!東京で展示会なら出よう~!」と気軽に参加表明して、あとになって少し悩んでしまいました。
それは自分の作品に少し自信をなくしていた時期だからかもしれません。(これを書いてる今は元気です)
今回の「かざりたいアート展」では、「誰かが買う」より「自分が残したい作品」を意識して作品を作りました。
NFTアーティストとして過ごす中で、売れる・売れない話が本当もうマジで正直しんどい時期があって。
わかった、わかった、自分の作品パッと見で魅力ないんだ!
でも展示会に4枠も応募してしまってる!バカな自分!!
本当にどうしようという気持ちもありました。
もう展示やめようかと思いつつ、東京で展示してもらうことは簡単なことではありません。
しかし今回のキャンバスアートは現地販売もあります。こちらも緊張します。売れない想像しかできません。
うわー!このどんよりした気持ちで、いつも通り描いて撃沈するくらいならiPadを閉じよう!
今回、アナログな手法に挑戦したのは、ナオミさんのパステルアートの動画を見たのもきっかけの1つです。
売れないことへの恐怖をどうするか
売れないのはしかたないです。人の気持ちはどうにもできません。
理由はいろいろあるけれど、1つはやっぱりまだ未熟だからなのかなと思いました。
もちろんマーケティングして宣伝して売れることはありますが、ビビッと来て買ってもらえるのも大切だろう。
美大卒でなく、専門教育も受けてない。いい年して猫を描いてるただの主婦が。しかも猫は飼ってません。
「買ってもらう努力」だけで作品が売れる訳がない。
以前、Coloso.という有料動画のイラスト講座を受けたとき、その講師(OSUK2さんという韓国のイラストレーター)が「うまくなるには訓練しかありません」と淡々と言ってたことにゾクッとしました。
基礎がない、描いた経験が少ない、表現の幅が狭い。
改めて描くことの理解を深めよう、それが自分も納得して、将来的に売れることに近づくのではと理解しました。
笑えるクオリティ
今回の作品は本当もう、よくデータ出したなと思えるほど描き慣れない手法で描いて、自分でも笑っちゃう完成度です。
でも手で描くことで気づくことはたくさんあって、例えば充電時間を気にせず作業できるといったどうしようもないことなんかも発見でした。
iPadなどデジタル作画でムラなくかすれなく描いたものを最後に加工したりするわけで、アナログならその加工した感じを最初から出せるという不思議さとか。
もう世の中デジタルは当たり前なんですが、水彩風や厚塗りなど、アナログな手法をお手本にすることもあるわけで、自分で、目で見て手で描いてみて知ったその質感を、デジタルに応用することも重要なんじゃないかなと今更ながら感じました。
実際にイラストレーターで活躍されてる方も、美大や専門学校で基礎を学んでいる方が多いわけで、単なる主婦が最初からバリバリ売れる作品を描こうなんておかしな話だよね!と冷静になれました。
思い出をキャンバスアートに残す
未熟な作品だなあと思いつつも、私としては思い出深い作品となりました。
もしも気に入って「かざりたい!」と思っていただけたら嬉しいです。
招福熊手以外の作品はNFTにしないので、この展示会が終わったら消えます。NFTは「残る」けど、アナログ作品の「残らない」感じもいいですね。
展示会の主催のナオミさんを始め、高品質キャンバスアートプリント&画廊でお世話になるあけみひよこさん、どうしようもない文章と作品を見てくださった皆さま、本当にありがとうございますm(_ _)m
少しずつですが良い作品ができるようにこれからもがんばります。
複数のNFTアーティストによる、ミニキャンバスアートの展示会です。
展示作品の販売もあります。

・展示作品:MikawaCats #92含む4作品
・会期:2023年3月30日(木)〜4月2日(日) 11:00-17:00(最終日は16:00まで)
・場所:くまベル画廊(駒込駅3分)
・展示会詳細:かざりたくなるアート展 (Instagram)

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