【作品紹介】かざりたくなるアート展 4作品

かざりたくなるアート展は東京の駒込駅から3分のくまベル画廊で開催されます。

かざりたくなるアート展 概要

複数のNFTアーティストによる、ミニキャンバスアートの展示会です。

展示作品の販売もあります。

・展示作品:MikawaCats #92含む4作品
・会期:2023年3月30日(木)〜4月2日(日) 11:00-17:00(最終日は16:00まで)
・場所:くまベル画廊(駒込駅3分)
・展示会詳細:かざりたくなるアート展 (Instagram)

1.開運招福熊手

この作品は2022年の私史上最大の傑作。

2の作品の元になった「まねきねこ」からの応用で、ラスボス感があるというご意見もありました。たまにそういうの作るの大事なのかもなと思いました。

招福熊手にのせるアイテムに悩み、小物作りに苦労して…載せてみると画面に迫力が出て感動しました。

こちらはキャンバスアートも何点か販売して、18cmサイズの注文をいただいたので作っていただくと、自分の作品を超えた完成度にとても感動しました。

PFPからスタートした作品作りだったので、これまでシンプルめに作っていたのですが、書き込みが多い方が見栄えするんだなという発見がありました。

2.まねきねこ(パステルVer.)

招き猫は人気者。

2022年の年末にホルダー様に記念に贈ったのがこの招き猫。


こちらを元にパステルで描きました。

ナオミさんのパステルアート動画を見て1番驚いたのが、パステルは消しゴムで消えることでした。

キレイな白い丸やキラキラは消しゴムと定規のようなもので作られているのか!目からウロコでした。

見ているうちに挑戦する気持ちがムクムクわいて、とりあえずいつ買ったか思い出せない古いパステルを出して描いたのがこちら。

なんかおもしろいな!

いろんなYouTubeを見ながら、風景がいいのか、猫に色をつけたらいいのか…

均等に色を塗るのが難しい。

輪郭がないとぼんやりしすぎる。

黒が多いと汚れる。


考えた末に安易だけどいつもの招き猫をパステルバージョンにしようと決めました。

顔はペンで描くより、やっぱりパステルの方がいいか。

影つけると私の技術では汚くなるなあ…

なんて考えながら、思った以上に難儀してようやく完成したのがこちら。

ふんわりした色合い、デジタルでは出せない仕上がりで新しい招き猫ができました。

3.赤いタンバリン

これは我が家の「麗子像」。

昨年からイラストを描き始めて、創作の世界に限界を感じていました。

そこでこれまでプライベートな絵を描いてなかったのですが、たまには個人的な作品もいいのかな。

デジタルだと不思議と手が動かないテーマ、鉛筆とアクリル絵の具なら描けました。

タイトルの「赤いタンバリン」は1990年代に活躍したバンド、ブランキージェットシティの曲です。

解散して20年以上経って「赤いタンバリン」は作詞したボーカルの浅井健一さんが自身の子を初めて抱っこしたときに思ったことだったらしい。

赤ちゃんの心臓は、赤いタンバリン。

「そんなに美人な訳じゃないが」という歌詞、我が子も確かにそんなに美人なわけじゃない。

着物は亡くなった祖母が作ったものと聞いた。

4年前に実家から送られてきて、こんな愛らしい柄の着物を見たのは初めてで感動しました。

当時は「モダン」今では「レトロ」に分類されるだろう着物。

初めて見る「背守り」に誰かの手を感じました。

しかしサイズが小さい。子どもの七五三、三歳のときはすでに小さかった。
着せるタイミングを逃した赤い着物。もう着られない。描いて着せた。

こういう細かい柄を、いつものアプリで描く場合、想像するだけで疲れます。

写真を撮ってコラージュならできるけど汚れてるから浮きそうだとも思って描くことにしました。

髪飾りは七五三のときに子どもが選んだクマのぬいぐるみのついたもの。子どもいわく「かわいすぎる〜!」デザイン。
次の七五三では出番がないかもしれないので思い出に。

背景には勉強のため買った井上のきあさんの「Illustratorジャパンメソッド」がちょうど届いたので、子どもが好きな和模様も含め、おめでたい柄を取り入れました。

鉛筆もアクリル絵の具も、線が「戻るボタン」で一瞬にキレイに消えない。もどかしさと戦って描く。
コピペできない、ムラなく塗れない、スキャンしたあとに顔が歪んでることに気づけどそのままにしました。

実際の着物はもっと薄汚れているし、子どもの顔も左右対称ではないし、すぐに変顔をする。

美しくない線、美しくない色。それは絵も現実もまあまあ同じで、忘れてた現実の自分のようです。

1番楽しかったのはやっぱり着物の柄で、こんなかわいい模様だったのだな〜とじっくり見ながら描けて満足しました。

4.無価値

庭にみごとなホトケノザの群生があり、これを背景に作品を作りたいと思いました。

簡単なのは写真を撮っていつもの猫をコラージュする方法。
でもせっかくなら手で作ってみることにしました。

10年前は他人の家だった庭で、朝から雑草をむしりとる無職の嫁。

ハサミでホトケノザの葉を大小に切りわけて、どこかで要らないからともらった100均のキャンバスボードに丁寧に置き、特に耳の部分は丁寧に、多少切ったり置き換えたり繰り返し猫の形にしました。

完成した人工の群生は柔らかなふとんのような立体で「これを自分が作ったのか〜」と、うっとりしながらスマホで写真撮影。

しかしできた作品は結局平面で、コラージュでもよかっただろうか、写真で撮るだけなんて安易だろうか、AIでも作れるのだろうか。

いろいろ思いながら、すべて生ゴミとともに捨てました。

かざりたくなるアート展 概要

複数のNFTアーティストによる、ミニキャンバスアートの展示会です。

展示作品の販売もあります。

・展示作品:MikawaCats #92含む4作品
・会期:2023年3月30日(木)〜4月2日(日) 11:00-17:00(最終日は16:00まで)
・場所:くまベル画廊(駒込駅3分)
・展示会詳細:かざりたくなるアート展 (Instagram)

↓「かざりたくなるアート展」への思いはこちら

『かざりたくなるアート展』への思い

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