こんにちは!『ネコはコタツでNFT』のヨツダです。
猫をテーマにした作品を作っています。
『ネコはコタツでNFT』とは
ヨツダの作る作品の総称です。
『ネコはコタツでNFT』の特徴
- 野良の自称アーティストが試行錯誤しながら隙間時間に作っている
- 投資としての価値は(今のところ)低い
- 猫好きに刺さることがある
作品を作るのは、美大卒でない、デザイン系の仕事をしたことのないただの一般人です。
これまで創作というものをしていなかったことがむしろ作品を生み出す原動力になっています。
ビッグなリターンを提供することは難しいですが、そのぶんホルダー様やファンの皆さまを大切に、穏やかな繋がりを持てたらいいなと思っています。
『ネコはコタツでNFT』は小さな社会活動
『ネコはコタツでNFT』の活動は家事労働しかできない者の、自己実現の手段です。
生産性の高さが求められるこの世の中で、あえて非生産的なことをしている自覚を持ちながら描いています。
アート性の低いものに値札をつけることの意味
なぜこの人は一般人が作った作品だ、と主張しているのか?と疑問に思う方もいるかもしれません。
それは実際に一般人だからです。
自分の作品の魅力がUPする、説得力のある材料がありません。
実際に作品を見ていただいて、稚拙だとかセンスがないと思う方もいるでしょう。
ではそういったアート性の低い、価値の低いものは発表する意味はないのでしょうか。
実際にツイッターでは「投資性の低い作品(NFT)に存在価値はない」といったツイートを見たことがあり、心が震えたこともありました。
でも個人的には意味があると思っています。
お母さんのハンドメイド作品の価値
主婦、母、という存在は低く見られがちです。
それは自分がそうなったときに実感として伝わりました。
時間がないと言い訳ばかりで何もしていないくせに、文句ばかり言う。おせっかいで余計なことばかり言う。
そしておせっかいの例の1つ「お母さんのハンドメイド」はいつの時代も嫌われます。
ダサい、下手くそ、センス無い。
しかし主婦になり家事労働ばかりしていると、不思議と心が消えるんですね。
家族のために家事育児することは、同じく他人のために賃金をもらってする仕事と一緒では?と思っていたのですが、どうやら違うみたいなんです。
そこでその消えた心を取り戻すための創作です。
先人たちは縫い物、編み物、刺繍など、さまざまなアイテムを作るため手を動かしました。
現代はiPadでイラストを描くことも似たようなものでしょう。
他人には価値がなくうつるかもしれませんが、まず自分にとって価値があります。
道楽から社会に認められるには
お金を稼ぐことのできない人が、自分のために時間を使い、自己満足の作品を作る。
無意味で無価値だという人もいるでしょう。
そこで大事なのが値札です。
自分の作品に値札をつける行為には勇気がいります。
もちろん売れなければガッカリします。
その一喜一憂が自分を豊かにしてくれます。
特に売れない期間は他人からみたら道楽かもしれません。
でも自分の中で生まれた社会とのつながりに心が生き返る体験を私はしました。
とはいえ道楽の域を脱してないと思ってしまうのは売上が少ないからで間違いありません。
できるならば売上が上がり、社会に認められる(≒家族に認められる)ようにこれからも活動できたらいいなと思っています。