子や孫にしばられない生き方 / 河村都

孫は無条件にかわいいのかな、と思っていました。

しかしそんなことはなく、負担に感じていることも。

この本は孫がいる人向けに書かれていますが、子であるわたし達が読むことで実家・義実家との関係がよくなるのでは、と思います。

孫の誕生よりも娘の心配

いざ「おぎゃあ!」と誕生した孫の顔を見ても出るはずの涙は出ない。
あれ?どうして?と不思議なくらい感動できず、ただ気になったのは「娘は大丈夫かしら」ということだけ。

著者の河村さんは幼稚園教諭をしていて、幼児教育の専門家でもあり、本もたくさん出しています。
子供好きで、孫だって好きなはず、と本人も思っていたところ、想像よりも感動しない。
そんな戸惑いから始まります。

この本では、二世帯住宅で娘夫婦と孫と住み始めたときの思いやノウハウを紹介しています。
河村さん自身、これまでも自由に生きてきたのに、娘夫婦と孫と住むことで変化とストレスを感じます。
それを解消するためにルールづくりをしたそうです。

多分最初は孫がかわいい

わたしの父と母も、姉に子供が生まれたとき、孫フィーバーしました。
(そのときは姉は実家にいませんでしたが)
堅物の父でさえも携帯の待受を孫にしました。
孫の一挙一動に感動し、デレデレした写真を何枚も見せられました。

今、隣に姉夫婦と孫が引っ越してきて1年経ちますが、6年前のあのテンションはもうありません。

河村さんは最初から冷静だったのでなおさら大変だなあと思います。

「ちょっとこの子みてて」をなくすルールづくり

河村さんはこれまでもバリバリ自分の事務所があって働いて、自由に過ごしていました。
そこに娘が「ちょっとこの子見てて」と孫を連れて来ると「あ、わたしの時間が!」となります。
(わたしの母も言えないけどそういうのがストレス)

そういうことを回避するため、自分の時間を守るための8つのルールを紹介しています。

ルール1:私のリビングには孫のオモチャは置かない
ルール2:夜20時以降は「手伝いません」


ルール4:部屋に入るときは必ずノック&事前にメール

ここまで線引できる親も珍しいですが、家族って遠慮ないのでズルズルしてしまう。
夫と妻の関係もそうですが。

ただ、子供が困っているとなれば親は手伝いたいとも思っている。
どこまでできるかを自分から提示する姿勢がすごいなと思います。

うちの母はここまで言えるか、いや言えない

 

親はいつまでも子供のためにがんばろうとするんだな、と、感じました。
孫のためじゃない、自分の子供のためだ。

逆に子供は、そういうことを言えない、ストレスを溜めがちな親のために、この本にあるような配慮してあげたらいいのかなとも思いました。

(わたしは今のところ、実母にも義母にも気軽に頼れない環境なので、親が近くに住んでて頼りたい人には、少し親に配慮してあげなよ、と言いたい気持ちがあってこの本が読みたくなった。)

「いやいや、うちの親は孫が好きだから」というのは初めのうちだけかもしれません。
親に孫をみてもらう可能性がある人におすすめします!

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