妊娠して安定期に入ったとき、体を動かしたいけど変に動かすと体調悪くなりそ う。
そう思って楽そうな…と言ったら失礼だけど、できそうなDVDを見てみました。
体の軸や筋肉を意識した動きができる
妊娠初期~中期にかけて、腰から背中にかけて痛いというのか、不快感がありました。
ずっと寝てたからだとは思いますが、その不快感が呼吸のしにくさや頭痛になっているような気もしていました。
このDVDでは「古武術とは!」みたいな固い話ではなくて、とりあえず無理のない動きで体を動かせる感じです。
とくにバランスボールを使った動きが多く、気持ちよさそうです。(すみません…まだ試していません…)
サラシを巻いて骨盤の広がりを抑える方法
わたしは骨盤ベルトを持っていなくて、このDVDを見て「あると腰の負担軽減になるのか!」と気づきました。
ここではサラシ(晒)を巻いて骨盤の広がりを抑える方法を紹介しています。
サラシを3mくらいで切って、幅も半分に切り、幅を半分に折り、腰に巻きます。
DVDでのサラシの巻き方は、きつく締める方法と柔軟性をもたせる方法から選べます。
わたしはきつく締める方法をやっています。
どちらの方法も簡単で、単に1回巻いて余った部分を挟むだけです。
3日間締めてみると、体に少し変化がありました。
・姿勢を気づかうようになった
・お通じがよくなった(?)
特にサラシのおかげかわからないけれど、お通じがよくなったのは一番嬉しいです。
座ったときに、姿勢がよくないとおなかの変なところに当たる感じで痛いので、姿勢をよくする意識が高まりました。
始めは高い位置につけ過ぎているかなと感じて、変かなと感じたらすぐに調整して締めています。
妊娠後期に向けての簡単なトレーニング
お相撲さんのような蹲踞や四股のポーズで骨盤周りの筋肉をほぐします。
この動き、もうずっとやっていなかったことを思い知りました。
こんな簡単な動きなのに、太ももは筋肉痛に!
あぐらをかくときのコツなんかもありましたが、あぐらなんてご無沙汰。
でも、気持ちいいです。
わたしの股関節はこういう動きを忘れていました。
あと!妊娠後期に入って知っててよかった!と思ったのが「足の爪を切る」方法です。
おなかが大きくなるとかがむのがつらくなります。
イスを使って、足を90度に広げて爪を切るとだいぶ楽です。この方法はオススメです!
産後も役立つ!楽に動くための方法満載
習い事で「古武術介護」ってあるけれど、古武術の動きは育児にも使えるんだと目からウロコでした。
赤ちゃんのベッドへの寝かしつけの方法、片手抱っこの方法、ベビーカーの持ち上げ方も紹介されています。
このDVDは若林先生という女性の方の指導ですが、もう1人、岡田先生という古武術介護の第一人者の方も出演しています。
介護も育児も「体が痛くなる」ということが勲章のようだけど、そうじゃない。
そのようなことを対談で言っていました。
体への負担を軽く介護も育児をして、ニコニコ過ごせるといいな~という気持ちになりました。
シェイプアップではなくて体の使い方を知るDVD
初めは「なまった体を元気にしたい!シェイプアップ!」みたいな感じかと思っていましたが、違いました。
なので、ガンガン汗をかきたい!という人には物足りないと思います。
ですが体の使い方を知ることができます。
自分の体と向き合いながら、無理のない動きができます。
安定期までずっと寝ていたわたしにはピッタリでした。
このDVDで学んだ歩き方でウォーキングをすると、おなかが大きくなっても体に負担がかかりにくいのだろうな、と思いました。
急に運動を始めるのはちょっと不安、という人に特におすすめのDVDです。
※アマゾンだと高い中古が出品されているので、著者のHPから購入のほうが安いです。
↓若林先生のこちらの本もオススメです。旦那さんと一緒に読むといいかも!