勝間和代さんの、徹底的にバサッとしているところが好きです。
この本もビジネス書っぽいですが、徹底的な時短テクニックは読んでいて目からウロコです。
勝間和代さんは20歳で結婚して、子供が3人いる
バリバリに仕事をこなしてきた勝間和代さんは、家事育児をこなし、今に至ります。
その結果行き着いたのが、「超ロジカル家事」。
これまでは家事代行サービスを使ったりしていたようですが、今は断捨離して部屋を片付け、体にも気を使う生活をしています。
この本に書いてあることは、
勝間和代が言うと「無茶だろ!」「普通じゃない!」と思ってしまいますが、
一人の女性の思いが詰まっていると思い読むと、意外にすんなり受け入れられそうです。
「100均グッズで整理」「節約」なんて書いてない
いわゆる、家事の本に書いてあるようなことは書いてありません。
完成した「超ロジカル家事」の大きな柱は次の2つです。
①最新家電を導入して家事をAI化する
②「不便」「めんどう」を放置しない
最新家電を積極的に購入することを勧めています!
わたしはすぐ「家電なんて高くて買えない」と思ってしまいます。
しかし、その点もしっかりフォロー。
働く家電は半年で元手が回収できる「投資」
お得に買うためのコツ、じゃなくて、「投資」だと言っています。
食器を手で洗っているなら、食洗機を使う。
掃除機がめんどうなら、ロボット掃除機を使う。
ほったらかし料理ができる、調理家電を使う。
本当に、最高にカッコいいな、と思うのが、
「勝間和代さんはスチームオーブンや圧力IH鍋を複数使えば、一気に何品もできる」
という考え方です。
本には調理家電が棚に並ぶ、圧巻の様子も写真にあります。
最近のブログでは、IHコンロを使わないので、その上に家電を載せている、とも言っていました。
浮いた時間で、家族との時間や自分の時間を作る。大切だけど、なかなかできないことです。
女性は「手を使う」ことにこだわりすぎている
他にもいろいろなテクニックはありますが、料理が一番おもしろいと思います。
勝間和代さんのやり方を見ていると、フッと思うのです。
「こんな料理、料理といえるのか?」と。
楽して作ったものは、おいしくても、心がこもっていないのでは?
子どもには手作りの楽しさを知ってほしい!
考えかたはいろいろですが、
女性が「自分で自分に呪いをかけている」ものの1つではないかと思っています。
もちろん、手間ひまかけることに意味がないわけではないです。
でも、電子レンジも調理家電も、いろんな家庭にすでにあるし、毎日活躍しています。
だから、いまさら調理家電を否定するのもナンセンスかな、と。
なにを使って料理しようとも、最終的に満足で、さらにおいしければ問題ないです。
と、いいつつ、さらなる調理家電の導入に躊躇しているのは、置く場所がないからです。
(そんなのどうとでもなる、と怒られそうですが)
お味噌汁用に1台あるのはいいかもな~と、今思っています。
勝間和代さんはさらに健康に
調理家電などの活躍により、勝間和代さんは健康に気を使うようになりました。
最大のお金の無駄遣いは不健康
調理家電を駆使した料理で、栄養バランスのよい料理を作るようになったそうです。
野菜たっぷりのお味噌汁や炊き込みご飯はおいしそうです。
わが家にもある、オーブンレンジも、いろんな機能があるのに使いこなせていない。
弁当のあたためと、牛乳のあたためしかしていません。
これも呪いの1つだと思いますが(わたしだけかも)、
「電子レンジはイマイチ信用できない」
というのがあります。
生煮え。火のとおりにムラがある。おいしくできない。
手で作ったほうが確実に料理できる。
・・・25年前か!と思う価値観。
きっと今はもっと進化して、しっかり料理できるでしょう。
ちょっとオーブンレンジの可能性を信じてみたいと思います。
「家事って楽していいんだ」と思える本
男性も女性もそうですが、コツコツやることは美徳、手をかけることは高尚、と考えがちです。
その考えをキレイに払拭してくれるのがこの本です。
楽した先に、家族との幸せが待っているなら、それもいい。それのほうがいい。
こんな考えがあるんだ、と気づかせてくれる本です。
▼家事効率化を考えた記事です
【やめたこと】Tシャツをたたまない(ハンガーに掛ける)
【やめたこと】タオルをたたまない
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