着物着付け講師1級を持っているぼっちネコです。
ほとんど着物は着ませんが、隙あらば着たい!
お宮参りは断念しましたが、その後お寺であった稚児行列に着物で出席。
久しぶりに着たら気持ちが引き締まる!
まだ授乳中のときはいろいろ心配はありますが、久しぶりに背筋が伸びて気持ち良かったです。
(緊張して疲れましたが)
お宮参りや七五三で親が着る着物は?訪問着がおすすめ
お宮参りや七五三に子供の付き添いで出るとき。
洋服だったら明るい色のフォーマルスーツを思い浮かべますよね。
着物もそんなイメージです・・・って良くわからないですね。
着物はいろいろな種類がありますが、
まずお宮参りや七五三、学校行事の式典なら「訪問着」を着ればまず間違いないです!
「色留袖」「色無地」もOKです。
でも種類が多くて、より手軽に着られるのは「訪問着」。
着物の「訪問着」とは
訪問着は万能に使える便利な着物です。
1着あればこれからのイベントにフル活用できます!
◆訪問着
ミス、ミセス共に着る着用範囲の広いきものです。
正式訪問、入学、卒業の付き添い、お茶会、パーティなどに着用します。
紋は三つ紋又は一つ紋をつけます。
柄は胸、袖、背、裾と絵羽づけされています。
柄は古典柄から、おしゃれ感覚のもの、紅型や藍染めなどあります。
京都きもの専門学院 きものテキスト より
※「三つ紋又は一つ紋」とありますが、なくても良いようです。
特徴は柄が胸から背中、裾に広がっています。
でも全体に模様があるわけではありません。
全体に細かい模様があると「小紋」になり、カジュアルな着物になります。
ちなみに「色留袖」「黒留袖」とは
「留袖」を一番よく見るのは結婚式です。
新郎新婦のお母さんが黒い着物をよく着ていますよね。
あれが「黒留袖」です。
色がついていると「色留袖」になります。
◆黒留袖
ミセスの第一礼装です。
女性が結婚するとそれまで着ていた振袖の袖丈を短くして振りを留めたもの、
特徴は裾模様で染め抜きの五つ紋です。
留袖を着る場合、白地の下着を重ねて「本重ね」としていましたが、着やすくするために白羽二重の比翼仕立てが一般化しています。
◆色留袖
ミセスの第一礼装です。
黒地の黒留袖に対し、色地の留袖、紋は五つ紋が正式ですが三つ紋(背中心、左右の外袖)又は一つ紋(背中心に一つ)としても着る事もあります。
京都きもの専門学院 きものテキスト より
大きな特徴は
柄が裾にのみついている点、
紋がついている点、
着物の衿の内側に「比翼」という白い襟が1cm程度出ている点です。
ほかにも帯や帯揚げ、帯締めなどの小物にも決まりがあります。
留袖は結婚した女性が着るものです。
そして五つ紋であれば「宮中レセプション」にも参加できる格式高い着物になります。
(そんな場所にはなかなかお呼ばれされることはないですよね。)
紋が多いと格が高くなる
ついでに紋の話をすると・・・
紋の数は一つ紋、三つ紋、五つ紋とあります。
「紋が多いほうがいいのでは?」と感じますが、そういうものではないようです。
五つ紋だと「格が高すぎる」。
着る場所を選んでしまいます。
例えば、燕尾服で友人の結婚式に出る男性はいないですよね。
・・・ちょっと女性の例えが浮かびませんが・・・
わたしは一つ紋の着物を作ったことがあるのですが、お店の人に
「五つ紋は着る場所を選ぶから、一つ紋にしときなさい!」
と言われました。
五つ紋をつけるのは黒留袖が無難かな、と思います。
お宮参りや七五三にはレンタル着物が気軽
ここからはどこで着物を手に入れるか、という話になります。
お母さまが持っている、という方はそちらが強くオススメです。
家族の思い出になります。
着物は持っていないけど着たい!
着物を持ってるけどさまざま面倒!
というときはレンタル着物が楽なんじゃないかな~と思います。
- 着物はメンテナンスが大変(カビとか保管場所とか)
- 着物は高い
- どんな着物を選んでいいか悩む
- 着物以外の小物も必要
わたし自身は
親から譲り受けた着物は大切ですが、新しく買おうという気持ちには・・・
きものレンタリエなんていかが?
レンタルでいいかな~というときは「きものレンタリエ」がオススメです。
産着の取り扱いもある!
着物宅配レンタルのお店です。
着物と小物がセットでレンタルできるので、注文すればもうOK!
小物もしっかりついてます。
お宮参りや七五三、入学式などにはこれで十分。
着付けのための道具はもちろん、バッグとサブバッグもついています。
しかも足袋と肌着は新品をプレゼント!
(買うと1000円以上かかることも!)
着物と帯などの組み合わせもバッチリ!
「この着物と帯は合うのかな??」と不安になることはありません。
(着物警察、怖いですよね!)

産着の取り扱いもあり
お宮参りで自分は着物は着ないけど、赤ちゃんに産着を着せたい!というときにも嬉しいサービスです。
もちろん自分の着物とセットで借りてもgood!
女の子用、男の子用、そして夏用も。
実家に産着があっても、性別や季節が合わないと使えなかったりします。
帽子やよだれかけのセットは買うと高いし、あとで使わないのでレンタルもいいですよね。
(うちは押し入れに眠っています。)
着物はレンタルで気楽に!
産後はなにかと忙しい。
考えなくていいことは考えたくない。
でもせっかくのお宮参りや七五三に着物着たい!
気持ちの負担を和らげてくれるアイデアの1つが「着物レンタル」。
あとは着物を決めて、着付けを美容室に予約すれば・・・終わり!
誰が見ても恥ずかしくない着物姿で当日を迎えられます。
ぜひレンタル着物でいい思い出を作りましょう~!

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