【本の紹介】保育園義務教育化 / 古市憲寿

古市さんは結婚もしていないし、子供もいない。
なのに今の子育ての問題点と「保育園義務教育化」という一つの問題解決策を提案した。
夫より親身に考えてくれるその姿勢に感動しました!

保育園義務教育化で変わること

古市さんの提案は「保育園義務教育化」。

そんなことしてなにが変わるのでしょうか?

待機児童がいなくなる!

全員保育園に義務で通うなら、待機児童はいなくなります。

まずここでホッとするのが親!

仕事しようが専業主婦でいようが、子供を保育園に入れます。
仕事復帰する人も、復帰の時期が保証されるので心の準備ができ、会社も復帰後の準備をしやすい。

子供にとっても嬉しい。
小さい頃からみんな同等の教育を受けることで将来の成功につながるとのこと。
それが次の理由です。

社会全体の「レベル」を上げるための就学前教育

日本では教育に関する研究の追跡調査があまり活用されておらず(「私の経験」で語られることが多い)、外国のデータが紹介されています。

例えばアメリカで1960年代に行われた「ペリー幼稚園プログラム」
貧しい地区のアフリカ系住民(3〜4歳)に質の高い就学前教育を行い、その後40年の追跡調査を行なった。

結果、通わなかった子より「人生の成功者」となった。

ここでいう人生の成功者とは、

  • 19歳の時点で高校卒業率が高く、
  • 27歳時点での持ち家率が高く、
  • 40歳時点での所得が高く、逮捕率が低かった、

という内容。

貧しい家に生まれても就学前教育によって人の人生は変わることが証明されています。

20歳で教育してもIQは上がらないが、より小さいころに教育することで脳は変わる。
年を取って教育にお金をかけるよりも「コスパがいい」と言っています。

誰にでも当てはまるかわかりませんが、なるほどと思いました。

義務にすることでうしろめたさを軽減できる

話題になった「育休義務化」もありますが、「義務」というと「やらなきゃな」という気持ちになりやすいです。

もちろん「義務」に抵抗がある人もいます。

でも保育園を義務にすることで、
親は保育園に預けることの後ろめたさがなくなって(復職しやすい、仕事も探しやすい)、子供は早期教育でより良い人生を歩める。

お上の人が決めたことなら従う日本人に合っているのではないか、とのこと。
(本の中ではクールビズを取り上げていました。確かにスッと浸透しました。)

子育てにつらくなったときに読むと癒される本

私はこの本で、まず「はじめに」の「「お母さん」が「人間」だって気づいてますか?」でドキッとしました。

そして自分の母を人間だって感じたのは、ごく最近、子育てを始めてからかもしれません。

もちろん自分が子育てをして夫から人間扱いされてないなと感じ、古市さんの言葉で救われました
しかし、自分が親を人間扱いしてきたかと言われると、ちょっと母に申し訳ない気持ちになりました。

自分のこれまでの人生(母の生き方)を振り返り、自分のこれまでの人生を考えることができました。

あと保育園の義務教育化もいいな、と。
保育園は任意だからこそ悩む。

いつお世話になり始めるか。
どこにお世話になるのか。
リサーチも手続きも大変。

でもこの本を読んで「ちょっと考えようかな」という気持ちも湧いてきました。
義務じゃないけど、早めにお世話になるのもいいかな。

頑張ってみます。

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