【体験談】稽留流産② ~手術編~

残念ながら流産となったしまった、1回目の妊娠。
稽留流産と診断された3日後に手術となりました。

流産手術について(掻爬手術)

手術を受けるにあたり、注意点の書いてあるプリントと、手術の同意書を渡されました。
流産とはどういうことか、手術がなぜ必要なのか、手術の方法は、といったことが事細かに書いてあります。
もちろん、そのリスクについてもあり、ドキドキしながら読みました。

流産手術の概要

ちょっとグロテスクですが、このようなことが書いてあります。

麻酔をした上で、子宮の頚管(入り口)を機器で開いてから子宮内の妊娠内容物を取り出す手術です。
麻酔の方法は(静脈・脊椎・全身吸入・局所)麻酔です。
なお、妊娠10週以降のかたは、胎児が大きくなっているために、子宮頚管をゆっくりと時 間をかけて開く必要がある場合もあり、手術も大きくなります。
週数が進むと、2~3日入 院が必要で、プレグランディンという薬を使うこともあります。また、術後のケアもより 慎重でなければなりません。詳しい説明をお聞き下さい。

いわゆる掻爬手術です。
読むだけでも不安になりますが、これはもう、先生に委ねるしかありません!
意を決して、手術に挑みました。

稽留流産の手術費用

12,000円でした。
事前に聞いていたので当日用意しました。

稽留流産にかかった時間

9:00までに受付、最終的に16:00頃まで病院にいました。
私は麻酔がきれるのが遅かったので、普通は1時間くらい早いのかもしれません。
午前中に終わると思っていたので、予想以上の長丁場になりました。

稽留流産 手術後の安静期間

「手術後、3日間は安静にしてください」と、注意書きにはありました。
しかし、先生に聞くと、「明日から仕事していいよ」と言われました。
私は次の日から仕事をしましたが、体調を崩しました。
休んだほうがよかったと思います。

稽留流産 手術後の出血・腹痛

「出血は7~14日間続くことがあります」と、注意書きにありました。

手術後の翌々日に、生理2日目のような出血、
翌々々日に大きなかたまりのような血が出て、10日後に完全に出血が止まりました。

手術翌日は生理痛のような腹痛があり、熱も出てしまいました。

そのため夜に電話で相談して病院に行きました。
(点滴してもらい、薬をもらって帰りました。)
痛みは、腰回りにビリビリと痛み、座るとイスから衝撃を感じる、という状態でした。

仕事してしまいましたが、結構無理してしまった、と思います。

稽留流産 手術後の性行為

「手術後2週間は控えてください」と、注意書きにありました。

次の月経は、手術後30~40日ぐらいで始まる、とありました。

【体験談】稽留流産の手術(掻爬手術)をした日

ここからは体験談を紹介します。
不安な気持ちを抱えながら、病院に向かいました。

まずタクシーを手配!

手術当日は、麻酔を使います。車の運転は危険ということでタクシーを手配しました。
もちろん、家族の送迎もOKです。
(旦那さんは仕事が優先、義父母には迷惑をかけたくないので、タクシーで行きました。)

タクシーが予定よりも10分くらい早く来たので、慌ててしまいました。
スマホを家に置いてきたことにあとで気づきます。

受付&診察&手術の準備

朝なのに車もスムーズに流れ、予想以上に早く到着してしまいました。(ロビーで待ちます)

時間になり、診察を受け、超音波検査で子宮の様子を確認しました。
「ああ、(赤ちゃんが)崩れてきてるね」と言われ、「ああ…」という気持ちになりながら、その後処置をしました。
(ここで奇跡的に心拍が確認できたらな、と、どうしても思ってしまう。)

続けて、手術の準備をします。
子宮の出口(子宮口)が開きやすいように、「バルーン」と言うものを入れました。
これがどのようなものなのか、実際に見ることはできませんでした。ただ、なにか違和感があった、ということは覚えています。

そして、4時間後(13:00~)に手術、ということで、個室に通されました。

個室で待つ

親しみやすい看護師さんに連れられて、手術用の服に着替え、4畳半の個室で時が経つのを待ちました。
ここでスマホを忘れたことに気が付きます。
幸いにもテレビはあったので、ボーっとをテレビを眺めることにしました。

タイヤメーカーのブリジストンには、タイヤデザイナーは1人しかいない、と紹介していました。そして、タイヤには機能性と模様の美しさ、どちらも必要で、試験なども必要で、大変で…ということでした。

テレビを消して、目をつぶったり、眠ったり、クーラーの調節をしたり。
手術の時間はジワジワと近づいてきました。

稽留流産の手術(全身麻酔)

そして、手術の30分前、12:30に看護婦さんが来ました。
一緒に手術室に入り、仰向けになります。
テキパキと準備が進められ、姿勢を固定したり、血圧を測ったり、されるがままです。

「筋肉注射(多分)をします」と言われたのは覚えています。
そして、そのあと、バニラのような甘い匂いがしたと思ったら、意識が飛びました。

▼手術中に見た幻覚はこちら
検索 稽留流産の体験談③ ~手術中の幻覚はレインボーな花畑~

麻酔の効きが悪く、ちょっと強めにした、と先生はあとで言ってました。
そのためか手術終了後は気持ち悪く、なかなか起き上がれませんでした。

稽留流産の手術に痛みはあったか?

手術中も、その後も大きな痛みは感じませんでした。
生理痛のようなものはありました。

それよりも手術当日は麻酔で気持ち悪くなったこと、幻覚を見たことのほうが印象に残っています。

稽留流産 手術後の状態

事前にもらった紙に「手術後2~3時間は病院で休んでいただきます」とあったように、2時間くらい休んだことになったと思います。
手術が実際にどれくらいかかったか、実はよくわかりません。
手術後は立ち上がれないくらいの吐き気で、手術台にずっと横になっていました。

誰もいない手術室。目が回っている私。
なんとか動けるようになったものの、車いすで移動しました。

親しげに話してくれた看護師さんも、若干引くくらい、取り乱してしまいました。

なんとなく立って移動できるようになったとき、時計は15:15くらいでした。

手術後の診察

先生が開口一番、
「お酒強いほう?」「麻酔が効かなくて、強めにしました、すみません」
と言って、私のぼやけた頭で「幻覚を見たのはそういうことか…」と納得しました。

手術は無事に成功したと告げられました。
受付で手術費用を支払い、タクシーを呼んでもらい、帰宅しました。
そして1週間後に診察を受けて、今回の妊娠の全ては終了となります。

手術後にテンションが上がる

麻酔で幻覚を見たことがとても衝撃的でした。
オカルト好きの実父にすぐさま連絡し、(困惑しながらも)話を聞いてくれました。
「戦争中に親父(私の祖父)も、幻覚を見たと言っていたな」とのことでした。

手術が終わって虚無感

そして、「ああ、私の妊娠は終わってしまった」という虚無感でいっぱいになりました。
初めての妊娠、始めてのつわり。
あの日々はなんだったのだろう。
その後も繰り返し考えました。

しかし、「終わった」ということは、後悔してもしかたないと思いました。
それもあって次の日には仕事へ。

しかしそれが体調不良につながったのでちょっと後悔でした。

▼続き
稽留流産の体験談④ ~手術翌日~

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