「妊婦健診で助成金・補助金の券を使っているのに、毎回お金を払っている」とTwitterで見て「そんなバカな!」と思っていました。
どんなセレブな病院に行ってるのだろうと思ったら、本当に市町村によって違うようです。
妊婦1人当たりの公費負担額 全国平均は「102,097円」
平成28年(2016年)4月現在、妊婦1人当たりの妊婦健診の公費負担額は、
全国平均「102,097円」でした。
※公費負担額が明示されていない29市町村を除く1,712市区町村について集計
妊婦健診の助成金・補助金額 都道府県別の結果
詳細を確認してみましょう。
妊婦健診の助成金・補助金額が高い県は「岐阜県」
妊婦健診の助成金・補助金が高い県は「岐阜県 119,570円」でした。
続いて「山口県 119,029円」「青森県 118,920円」です。
※市町村の平均です。市町村によって金額が変わるので、この県に住んでる人が一律この金額になるわけではありません。
妊婦健診の助成金・補助金額が低い県は「神奈川県」
妊婦健診の助成金・補助金が低い県は「神奈川県 69,644円」でした。
ダントツに低い。
続いて「東京都 86,657円」「山梨県 89,808円」です。
この金額を見ると、最も助成金が高い岐阜県と低い神奈川県で約5万円の差があります。
東京都でも約3.4万円の差。
これは怒りたくもなります!
妊婦健診の助成金・補助金額は9万円~12万円未満が80%
※公費負担額が明示されていない(無制限、上限なし) 29の市町村は除きました。
約80%の市町村が9万円~12万円未満の助成金・補助金を出しているようです。
しかし13%は9万円未満(14回の補助の場合、6,500円/回)。
自分の行った産婦人科では、補助の出なかった初診に約4,000円かかっています。
超音波検査、尿検査、あと初診料も入った金額なので普通の妊婦健診より少し高いと思います。
ただ、いろんな検査をやると1回6,500円の補助だったら、簡単に足が出ちゃいそうだな~とも感じました。
(参考)都道府県別妊婦健診助成金・補助金額
金額が多い順、都道府県別で並び順を変えたリストです。(内容は同じです。)
順位

~全国平均「102,097円」~
都道府県
都会が安いのかな、と思っていましたが、そういうことでもなさそうです。
あと、同じ県でも市町村によってもバラツキはあるのだろうなと思います。
市町村で妊婦健診の助成金・補助金額がこんなに違うなんてショック
結構、この結果はショックでした。
自分の市は全国平均くらいなのに、他の市の妊婦さんは自己負担が多いことがあるなんて。
「妊婦健診を必ず受けましょう」とよく書いてありますが、お金の問題で受けられない人もいるのだろうと悲しくなりました。
全額補助になるのが一番うれしいですが、せめて地域差がなくなるといいな、と願っています。
参考サイト
※平成28年(2016年)4月の調査結果、報道発表は平成29年9月8日です。
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