心拍確認後、11週の健診の日に稽留流産がわかりました。
稽留流産とはどのようなものか、そして、私の体験談を紹介します。
目次
流産とは妊娠22週未満で妊娠が終了してしまうこと
流産は妊娠22週未満で妊娠が終了してしまうことです。
特に12週未満の場合は「早期流産」、それ以降は「後期流産」と分けられます。
※稽留流産は「繋留流産」と変換しがちですが、「稽留」が正しいです。
妊娠してから流産する確率は、妊娠全体の10~15%。そのほとんどは「早期流産」です。
稽留流産とは?読み方は「けいりゅうりゅうざん」
稽留流産は、「けいりゅうりゅうざん」と読みます。
実は「流産」といっても、状況により大きく4種類に分類されます。
進行流産、稽留流産、不全流産、完全流産です。
<初めてのたまごクラブ 2016夏号 P.194 より>
稽留流産は特に自覚症状がなく、私のように健診で知って「えっ」となるかたも多いと思います。
◆稽留流産
自覚症状はないけれども、子宮内で赤ちゃんが死亡してしまっているか、赤ちゃんはできておらず胎嚢だけがそのままとどまっている状態。
また、「化学流産」は受精卵が着床したころの早い段階で流産してしまうことで、月経と区別できないことがほとんど、と言われています。
(そのため、この流産の分類には入らない、ということかもしれません。)
流産(稽留流産)の原因・自覚症状は?出血はあるの?
流産の9割を占める、早期流産のほとんどは、胎児側に問題がある、と言われています。
受精卵の異常による自然淘汰、精子や卵子の異常で育つことができない、など。
「運命」と受け止めるしかありません…!
それでも、「仕事をがんばりすぎたから」「薬を飲んでしまったから」と自分を責めたくなりますよね。
簡単には気持ちは切り替えられませんが、わたしの場合は時間が解決したと思います。
進行流産、不全流産、完全流産の場合は出血があります。
稽留流産の場合は、出血も腹痛もありません。
10週では心拍確認できたのに12週で止まる!稽留流産のつらさ
2週間前(10週)に受けた健診では、元気な心拍が確認できたはずの赤ちゃん。
それがなぜか12週には止まってしまった。
あんなにショックと同時に不思議な気持ちになったのは、生まれて初めてでした。
多分、他の稽留流産の経験者のかたも、頭が「?」でいっぱいになったと思います。
「夢か?」とも思いました。
その後妊娠したとき、10週を過ぎても12週を過ぎても「また心拍が止まるんじゃないか」と心配しかありませんでした。