稽留流産した4ヶ月後にドイツ旅行に行きました。
妊娠が続いていたら行けなかった。
自分が仕事してたら行けなかった。
旦那の仕事の区切りがついたタイミングだった。
大きなトラブルもなく「ドイツ旅行よかったねー」と言える楽しい旅でした。
目次
僕らがドイツに行った理由
上に書いたように、とにかくいろんなタイミングが重なったということが1つ。
どこに行こうかという話になったとき、12月初めに行くと楽しい場所として思いついたのが、「ドイツのクリスマスマーケット」でした。
ドイツに詳しいわけではないのですが、テレビでクリスマスマーケットの特集をしてたのを思い出しました。
新婚旅行はタイ・カンボジア、直近の海外旅行は台湾だったので、ヨーロッパへの憧れもありました。
2016年の話で、10月くらいに予約や準備を始めて、12月1日~6日の4泊6日の旅になりました。
わたしはけっこう大雑把でいいかーと思っていたのですが、旦那は違いました。
しっかりと工程表をつくり、電車の乗り換え時間まで調べドイツ旅行へ備えることを提案。
むちゃくちゃ役に立ちました。
(これがA型の力かと恐れ入りました。)
ドイツ旅行の概要
航空機とホテルだけツアー会社に手配して、あとはなんとか頑張ろうという方針で進みました。
名古屋のセントレア空港とフランクフルト空港の往復航空券、フランクフルトのホテルを予約。
移動は電車です。
旅行の概要
1日目:フランクフルトに到着(夜)
2日目:ハイデルベルク、シュトゥットガルト
3日目:ケルン、フランクフルト
4日目:ローテンブルク、ニュルンベルク
5日目:帰路
ほとんどは先ほど載せた日程表のとおりで(時間は前後するけど)、行きたい場所は行けました!
事前に準備したこと
ガイドブックやツアー冊子を用意する
田舎のせいかドイツのガイドブックが少なくて、図書館で借りたのを1冊。
あとことりっぷかな?買いました。ドイツで失くしてしまいましたが・・・
ジャーマンレイルパスを日本で買う
▼ここで買いました。
ジャーマンレイルパス
電車が乗り放題の券です。何日用か選べるので3日用を購入。
ドイツの駅のみどりの窓口みたいなところで手続きすると使えるようになります。
※パスポートも忘れずに!
電車の時刻を調べる
▼たしかこのHPで時刻検索してから行きました。
DBの時刻検索
ガイドマップやGoogleマップで駅名を調べて、時刻を入れると出てくるっぽいので、コツコツ入力しました。
海外で使えるWi-Fiを空港で借りる
この旅でスマホが使えなかったら、と思うと身震いします!
ドイツなら4G/LTEで1580円/日、3Gでも980円/日です。
道に迷ってガイドブックを片手に立ち往生する時間を、スマホ検索にでパパッと解決!
超オススメです!
失敗じゃないけれど
1つ、失敗じゃないのですが、「そういうことか!」ということがありました。
旅の拠点を北寄りの「フランクフルト」か南の「ミュンヘン」にするかで旅行内容は大きく変わります。
わたし達はツアー会社への相談が若干遅めだったこともあり、ミュンヘン直行便が取れませんでした。
(直行便に乗りたかった)
ヘルシンキ経由フランクフルト着をなんとか予約。
参考にしていたJTBのバスツアーなどを見てると、フランクフルトとミュンヘン両方行く旅行もあり、「フランクフルトとミュンヘン両方行こう」と思っていました。
しかし、残念ながら断念。フランクフルト⇔ミュンヘンは半日くらいかかることがあとでわかりました。
ミュンヘンを拠点にすれば、世界遺産のノイシュバンシュタイン城に行けたのに…
そして、ミュンヘンのほうが見どころがありそう…
…次回はミュンヘンに行きます。
ちなみにわたし達はヘルシンキ経由のフィンエアーで行きました。
旅行当日、本当は乗りたかった直行便のルフトハンザドイツ航空はストで欠航でした。
結果オーライだったと思います。
ちなみにわたし達は英語もドイツ語もできない
無謀にもわたし達は英語はできません。
ドイツ語はもっとわかりません。
結局、ドイツ語の「ダンケ(ありがとう)」だけ携えて行きました。
ドイツの皆さんは優しくて、時刻表を見たら教えてくれたり、窓口でも丁寧に説明してくれました。
本当、ありがたや。
この旅一番のトラブル
大きなトラブルはなかったのですが、1つだけ「うわー!」と焦ったことがありました。
フランクフルト空港に到着後、預けてたスーツケースを取り忘れて出口に出てしまったのです。
逆に戻ることはできない(不審者的な)。
夜なのでほかの観光客もいない。日本人いない。
フラフラしながらインフォメーションカウンターに行きました。
「baggage、forget」など言ってみると、なにか対処を教えてくれました。
しかし、聞き取れたnumber、telephoneなどの単語を元にフラフラするも、よくわからない。
もう1度戻って、他のカウンターの人に聞いても同じ答えでした。
謎解きゲームのような気持ちで(そんな余裕ないけど)、単語を元に再度ウロウロしました。
そうしたら「ハッ」とひらめいたのです。
この番号の看板にある電話機を使え、という意味だったのです!
無事に荷物受け取りができ、空港をあとにしました。ここで30分経過。
その後、空港からホテルまでの電車に乗るまでに迷って30分。
この旅の一番の山場はここで越えたと言えるでしょう。
1日目:ハイデルベルク&シュトゥットガルト
▼フランクフルト駅
ドイツの方のファッションを見てて思ったのは、寒いからダウンを着てるのですが、黒っぽい色を主に着てるんだな~と思いました。(おしゃれ)
日本のほうがカラフルな服を着ているような気がしました。
▼ハイデルベルク城と街並み
▼これがクリスマスマーケットです。
いろんな場所でやってて、これは小さな規模のものでした。
▼学生牢
▼シュトゥットガルト駅
見えにくいのですが、右の塔の上にベンツのエンブレムがあります。
▼シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは世界最大
2日目:ケルン&フランクフルト
▼ケルン大聖堂
大きすぎて写真に入らない。
▼警察車両もフォルクスワーゲン。タクシーもメルセデス・ベンツ。
▼ケルン大聖堂からの風景。ここまで登るのにだいぶ…たいへんだった…息切れた。
▼ケルンのクリスマスマーケット
▼チョコレート博物館
▼ご飯食べたところとか、街並み
フランクフルトに戻ればいいだけなので、ケルンは予定より長めに滞在しました。
▼フランクフルト 夕方戻ってきました。
▼1つだけ行けなかったのが、「りんご酒電車」でした。
フランクフルト駅周辺にりんご酒電車の停留所っぽいのが複数あって、どこが乗り場かよくわかりませんでした。
写真はサンタのイベントもあるみたいだな~と思って撮ったものです。
▼ソーセージパンをよく食べた
▼レーマー広場
3日目:ローテンブルク&ニュルンベルク
ローテンブルクはメルヘンチックな街並みとして有名みたいで、初めて日本人観光客を電車で見ました。
▼貨物列車がたくさんの車を運ぶ
▼ローテンブルクのクリスマスマーケットは、とにかくメルヘン
▼駅の隣のスーパーでもみの木?が売っていた(日曜なので休みだった)
▼ニュルンベルクに移動。これでこの旅は終わり。
▼ニュルンベルクのクリスマスマーケットは「有名なクリスマスマーケット」
▼ソーセージパンも食べる。あとお菓子とか。グリューワインとか。
買ったものいろいろ
▼シュトーレン
▼ハリボーとどこかでもらったプレッツェル
ハリボーも1ユーロで、日本より安い。買いだめすればよかった(旦那談)
▼ポケットティッシュ。クリスマスマーケットでみんな鼻を拭いていた。
日本よりしっかりした素材。
▼リッターのチョコがおいしかった。おみやげはこれがよかったかも。
(買いだめすればよかった。)
リッター アルペンミルク(三菱食品HPより)
日本でも売ってますが値段が高いので。悩んだらリッターのチョコがオススメ。
マジパン?が入っている系のチョコは苦手でした。
▼グリューワインのコップ
クリスマスマーケットで飲む、ホットワイン・グリューワイン。
デポジット(初めに飲み物代+コップ代を払って、コップを返却すると代金が戻ってくる)なので、コップは持ち帰りました。
冬にマグカップとして使っています。
▼家の置物
ローテンブルクのクリスマスマーケットで買いました。
会社の人に写真を見せたら「イギリスにはこういうのもっとたくさんある」と謎のアドバイスをいただきました。
▼ヘルシンキの空港で買った人形
▼テディベア
シュタイフのテディベアのショップがローテンブルクにありました。
自宅にお土産用で安いのを夫が買いました。
あと、ちょうど夫の弟のお嫁さんに赤ちゃんが生まれたので「マイファースト シュタイフ テディベア」を買ったんですよ…(/_;)
マイファースト シュタイフ テディベア(シュタイフ公式サイトより)
そんなこんなでドイツ旅行は終わりました。
流産しなかったら、と思うことはたくさんありましたが、流産したからできた経験もありました。
本当にこのドイツ旅行はよかった・・・!!
▼稽留流産の体験談⑧ ~稽留流産を振り返って~
稽留流産の体験談⑩ ~稽留流産を振り返って~