出産直後の初乳から血が出る
お産が終わり、息も絶え絶え。
ですが初乳を赤ちゃんにあげるために、助産師さんが乳首をマッサージしました。
「乳首マッサージ、サボったでしょう」といわれ、苦笑。
マッサージされると、産まれて初めて、母乳が出てきました。
3つの点から母乳がポツッと出ましたが、1点だけは赤い母乳。
「血が出てますね」
でも一旦、そのまま赤ちゃんに初乳をあげました。
母乳は血液からできている
助産師さんから「母乳は血液からできている」と説明を受けました。
母乳は赤血球の成分が取り込まれていないため、白い色をしているそう。
わたしはマッサージもサボっていたし、母乳の開通もなく、急激な刺激により血が出るようになってしまったようです。
「はー、こんなことってあるんだ~」と他人事のように感じていたことを覚えています。
母乳をあげるのは控えめにすることに
今回、乳首から血が出ているので、赤ちゃんに母乳をあげるのは控えめにすることに。
(全くあげないわけではなく、何回かは授乳する。)
とは言っても、乳首が十分な長さ・柔らかさになっていない上に、大して母乳が出ませんでした。
助産師さんのマッサージのおかげもあって、母乳の量は増えてきましたが、血の量も同じように増加。
赤ちゃんは血の味が苦手、吐き戻ししたときに血を吐いたみたいで紛らわしい、ということで、長時間は吸わせないことになりました。
「ちゃんと母乳がでなくてごめんね」みたいな気持ちは全くありません。
もともと母乳で育てる、ミルクで育てるというこだわりはなかったです。
どちらかというとこのときは「ミルク作るの楽しい!」という気持ちになっていました。
母乳が出るようになった今、量がわかるミルクは安心、哺乳瓶をくわえさせる姿勢が統一できるのが楽、なんて思います。
このときの気持ちがあるので、母乳が若干めんどうに感じるときも。
ただ、母乳は準備も片付けもいらず、泣いたらすぐあげられるのが楽です。
退院まで出続けるが量は減る
途中でカプセルタイプの止血剤を飲み、そのおかげもあってか退院時には血の量は減ってきました。
助産師さんも「よかったね~」とニコニコ。助産師さんの努力も報われた。
ただ退院時の母乳の量は計測できませんでした(全然出てなかった)。
母乳あげられるかな、と不安に思いながら退院となりました。
▼その後完母になりました。
【初めは出なかったおっぱい】混合から完母、1ヶ月半の道のり